巨細胞性動脈炎(GCA)
2021 American College of Rheumatology/Vasculitis Foundation Guideline for the Management of Giant Cell Arteritis and Takayasu Arteritis Maz et al. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34235884/ Table 3. Medical managementRecommendation: For pat…
Diagnostic Performance of a Temporal Artery Biopsy for the Diagnosis of Giant Cell Arteritis in Japan-A Single-center Retrospective Cohort Study - https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/58/17/58_2788-19/_article 側頭動脈生検…
大型血管炎LVVのEULAR recommendations 2018を勉強しました。 https://oiwarheumatology.hatenablog.com/entry/2020/05/13/225330 この度のrecommendationでトシリズマブTocilizumabが躍進したのと対照的に、アスピリンAspirinの推奨が変わっています。当方…
2018 Update of the EULAR recommendations for themanagement of large vessel vasculitis https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31270110 Ann Rheum Dis 2020 Jan;79(1):19→2018年の推奨ですが、論文は2020ですね。 大型血管炎(巨細胞性動脈炎、高安動脈…
N Engl J Med 2003;349(2):160-9. Medium- and large-vessel vasculitis. Weyand CM, Goronzy JJ. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12853590 (Figure 2, Panel A) Figure 2. Dendritic Cells in the ArterialAdventitia. 側頭動脈のような中型血管炎は…
巨細胞性動脈炎GCAについてまとめています。 今回のテーマは治療です。 TCZの2つのRCTは歴史的なブレイクスルーになるのかもしれません。 ※ 日本人のGCAの観察研究 https://oiwarheumatology.hatenablog.com/entry/15409068 GCAの診断 https://oiwarheumatol…
巨細胞性動脈炎GCAの診断について、まとめます。 まずは画像検査から。 問診と診察だけで決めれれば格好良いのでしょうが、やはり造影CTでマカロニがほしいし、PETでばっちり染まってほしいのです。 それらがあってもなくても、TABは急いでお願いしますけど…
日本で稀と言われている巨細胞性動脈炎、Giant cell arteritis(GCA)。 日本人のGCA患者の臨床所見の特徴をまとめてみます(ACR基準を満たすもののみ記載) まずは1998年の全国調査から。厚生省の班会議のお仕事ですね。人口の高齢化にともなって最近の有病…
The American College of Rheumatology 1990criteria for the classification of giant cell arteritis. Hunder GG, et al. Arthritis Rheum 1990; 33(8):1122-8. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2202311 1990年GCA分類基準 項目と定義 1.発症時の年…
Tocilizumab for induction and maintenanceof remission in giant cell arteritis: a phase 2, randomised, double-blind,placebo-controlled trial. Lancet. 2016 May 7;387(10031):1921-7. Villiger PM, et al. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2695…
<Clinical scenario> 75歳女性、主訴 頸周囲の痛み 顎跛行、頸動脈の圧痛を認め、組織学的にもGCAと診断された。 aPTT43と高値を認め、ひょっとしてと思って抗リン脂質抗体を追加したところ、以下の結果であった。 抗CL抗体IgG 36 (<10) 抗CLβ2-GP- I抗…
「生検を依頼して、すぐにステロイド」ですが、まことしやかにささやかれるこの格言にリウマトロジストは懐疑的です。 つまり、検査前確率次第だと思っているのです。 日本では、側頭動脈炎(肉芽腫性血管炎)が50歳以上の10万人あたり1.47人とする報告があ…
(2012.6月) 実際、研修医に出した問題です。 みなさんは、どう取り組みますか? <Clinical scenario> ※実際のケースを一部アレンジしています。 側頭動脈炎疑いの79歳男性が治療目的にて入院してきた。 症状は8ヶ月前から続く発熱、寝汗、側頭部痛、PMR…